坐骨神経痛とは
坐骨神経痛とは
実はこれは、診断名ではなく椎間板ヘルニア・変形性脊椎症・腰椎すべり症
・梨状筋症候群・仙腸関節機能障害・腰部脊柱管狭窄症などが原因となる
集合的な症状名なのです。
坐骨神経痛の痛みは、一般的には、片側の臀部痛や下肢に筋肉痛とは違った
いわゆる神経的な痛みとして感じられる症状が多いようです。中には、両側に
痛みが出る場合もあります。
整形外科での治療は、X線やMRIを撮影後、骨に、異常が無いことが多く、
「これは坐骨神経痛ですね」と診断され、腰部の牽引や温熱療法、鎮痛剤の
処方だけのようです。
X線やMRIで異常が認められなくても、骨は必ずズレています。
腰椎の変位(ズレ)を一個一個正常な位置に戻すことにより、必ず痛みは消滅します。
病院で、骨に異常が認められなくても、坐骨神経痛で痛みが出ている方が大半です。
痛みのパターンは、臀部以外には3つに別れ大腿の外側より下肢足首まで・大腿の内側や後面より下肢足首までの痛みがほとんどです。
痛みのパターンは、
1. 臀部
2. 大腿の外側より下肢足首まで
3. 大腿の内側や後面より下肢足首まで
整形外科での治療は、X線やMRIを撮影後、骨に、異常が無いことが多く、
「これは座骨神経痛ですね」と診断され、腰部の牽引や温熱療法、鎮痛剤の処方だけのようです。
病院で、骨に異常が認められなくても、坐骨神経痛で痛みが出ている方が大半です。
X線やMRIで異常が認められなくても、骨は必ずズレています。
腰椎の変位(ズレ)を一個一個正常な位置に戻すことにより、必ず痛みは消滅します。
以下、詳しく説明いたします。
坐骨神経も脊髄神経から伸びたものです。
腰痛で悩んでいる方なら坐骨神経という言葉を耳にされたことがあると思います。
実は、この坐骨神経も脊髄神経から伸びたものです。腰髄神経の下2本(第4・5腰髄神経)と(第1仙髄神経)が背骨の外で一つになってつくられた太い神経が坐骨神経で、おもに膝から下の筋肉や皮膚に分布しています。
◆神経のメカニズムを簡単に説明します。
脊髄から脊髄神経が左右両側に向かって出ています。
31対ある脊髄神経は、脊椎の椎間孔ごとに一対ずつ左右に伸びています。
頚椎の間から出るものを「頚神経(8対)」、胸椎の間から出るものを「胸神経(12対」)、腰椎の間から出るものを「腰神経(5対)」、仙骨の仙骨孔から出るものを「仙骨神経(5対)」、第1尾椎と第2尾椎の間から出るものを「尾骨神経(1対)」と言います。
脊髄神経は脳神経とは違い、左右同じような構造をし、両側に向かって出ています。
脊髄神経が脊髄から出る部位は、糸状の細い神経が上下に並び、この部を根と言います。
脊髄神経根は、前外側溝と後外側溝から各々1列になって出て、前者を「前根」、後者を「後根」と呼びます。
これらの根は、何本かずつが1団となり、それぞれ相当する椎間孔に向かって集まり、ついに前根と後根が合して、一幹となり管外に出ていきます。
後根は知覚性で、椎間孔の中で脊髄神経節を作っています。前根は運動性で、交感神経節に連絡しています。
坐骨神経は、身体の中で最も太い神経です。腰椎から下方の知覚をつかさどる
大きな末梢神経で、この支配領域に沿って痛みがでるのが「坐骨神経」です。
坐骨神経の原因にはいろいろありますが、一番多いのは 腰椎の曲がりと骨盤の歪みによる神経圧迫で、これが実に95%を占めています。
腰痛をともなうことも多く、症状が強いと痛みで歩けなくなるようになります。
坐骨神経には二つの流れがあり、一つは左脚、もう一つは右脚を下降しています。
坐骨神経の神経根は、下部脊柱にあります。坐骨神経は、坐骨神経圧迫も原因ですが、下背部の椎骨間の脊椎神経根が圧迫されることでより多く起きます。
脊椎神経根は、背中側の後根とお腹側の前根があり後根の神経根を圧迫すると
同位側に激しい痛みがあり前根の神経根を圧迫すると反対側に痛みが出ます。
下部脊柱は、もっとも障害が起こりやすい個所です。 坐骨神経はその神経の走行に沿って痛みがあらわれます。
痛みは殿部から大腿部の後を通って下腿へと現れ、下腿では後ろから足底にかけて
痛む場合と、膝の前から足背にかけて痛む場合とがあります。
全ての人がこのようになるわけではなく、人によっては殿部の周りだけ痛むなど
部分的な事もあります。また一般的には一側性ですが、糖尿病などの代謝性の疾患に
よるもの腰椎の変位、特に4番5番が前方(お腹側)に入り込み神経根を圧迫していると両側に痛みが出ることがあります。
坐骨神経痛は、脊髄神経の神経根の圧迫により、筋肉が硬直して、痛みが出て
いるのです。
この痛みは、一個一個の腰椎の正確な変位を出し、正常な位置に矯正して、神経根の圧迫を取らない限り完治しません。
そこで、自動運動の検査法で、どの椎骨に、どのような変位があるかを調べます。
腰椎は、胸椎と異なり浮遊骨のため、自動運動の検査で、痛みの部位が変わります。
前屈・後屈・左右の側屈・左右の回旋・左斜前方・右斜後方・右斜前方・左斜後方で何処に痛みが出るかを検査します。
例えば、
●右回旋で右側の大腿の外側より足首まで痛い・・・これは同位側、腰椎5番
後根の神経根の圧迫が原因しています。
●右回旋で左側の大腿の外側より足首まで痛い・・・これは反対側、腰椎5番
前根の神経根の圧迫が原因しています。
●右斜後方で右側の大腿の外側より足首まで痛い・・・腰椎の後下方変位で、腰椎
5番後根の神経根の圧迫が原因しています。
●右斜前方で右側の大腿の外側より足首まで痛い・・・腰椎の前上方変位で、腰椎
5番前根の神経根の圧迫が原因しています。
このように、全ての方向を検査して、腰椎・仙骨の何番が影響しているかを、
神経支配で、ある程度判断できます。更に、触診検査で一個一個変位を確認し、
正常な位置に矯正します。
この時点でほとんどの痛みは、消失しています。仮に他の症状でも、痛みは
半減しています。
しかし、腰部脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアで、髄核が完全に神経根を圧迫して
いる場合は、病院でご相談下さい。
坐骨神経痛を予防するには、まず普段の癖や習慣を見直して下さい。
腰椎のズレが、ある程度の限界を超えると座骨神経痛が出てきます。
日常生活で、身体は左右均等に動かすように、くれぐれもお気をつけください。
腰痛や座骨神経痛は、普段の癖や習慣です・・・・・・
◆こちらのホームページは坐骨神経痛の情報を詳しく説明してあります。
腰痛は渋谷・かたリラックス カイロプラクティック 坐骨神経痛専門院 |
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◆タイトル:聞いて・試して、身体のゆがみ◆
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